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【RL081D】飲酒していないのにアルコールが検知される原因と対処法

投稿日:2024年10月31日

はじめに、弊社のクイックFAターミナル専用アルコールチェッカーは、電気化学式(燃料電池式)センサーを採用しております。
この商品の特性は、呼気に含まれるアルコール成分を燃料として、電気が発生する特性を利用したセンサーになります。
この原理によって飲酒をした場合、燃料となるアルコール成分によって電流が強くなり、電気の発生量が多くなります。
この電気の発生量が多いほど、呼気中のアルコール濃度が高いという結果となります。


1、検査直前に飲酒していないのに、アルコールが検知される一般的な原因

・呼気検査直前の飲食
喫煙
歯磨き粉、オーラルケア用品
・飲み薬、サプリメントの服用
機器の清掃(※1)
残り酒(※2)
・強い匂いのする場所(※3)

(※1)
誤った清掃方法も検知する要因の一つになります。
弊社では、正しい清掃方法として「水で湿らせ固く絞った柔らかい布で拭く」を提唱しています。従わない場合、機器が故障する恐れがあります。
(※2)
前日に摂取したアルコールが体内に残っている状態を指します。
(※3)
芳香剤、煙草、スプレー等、強い匂いのする場所での測定を指します。

2、アルコールが検知されてしまうときの対処法

・本器を4回~5回軽く振り、1分以上時間を置いて再度測定して下さい。
・飲食後は水でうがいをし、20分以上時間を空けて再度測定して下さい。(※4)
・清掃方法や設置環境に問題がないか再度ご確認ください。
・使用回数や使用寿命に問題がないか再度ご確認ください。(※5)

(※4)
うがい薬の使用は避けてください。
誤検知に繋がる可能性がございます。
(※5)
本器はセンサーの特性上、
ご使用開始から1年以上、使用回数が20,000回以上、アルコール検出回数が1,000回以上の
何れかに該当するとセンサーの寿命を迎え、精度を保証することができなくなります。


以上です。
アルコールが検知される理由は、アルコール以外にも様々です。
飲酒していないのにアルコールの反応が出てしまった場合は、慌てずに対処しましょう。
検知の前日に深酒を控えることや、喫煙やマウスウォッシュなどは検知後に行うこともポイントです。

■対象製品:RL081D / RNL-A08-1D / RLY‑M08‑1D / リリカクイックFAターミナル専用アルコールチェッカー